全米オープンテニス女子シングルス準々決勝、9月8日の試合ではセリーナ・ウィリアムズとビーナス・ウィリアムズの姉妹対決が行われる。通算27度目の対決にセリーナは「以前よりも楽しめるようになった」と話している。
1988年のシュテフィ・グラフ以来となる、年間グランドスラムを狙うセリーナ。大会序盤はそのプレッシャーからか苦戦する姿も見られたが、4回戦のマディソン・キーズ戦では最高のテニスを見せた。20歳のキーズは女王に果敢に挑んだが、わずか68分ではね返されてしまった。
対するビーナスも尻上がりに調子を上げてきている。4回戦ではアネット・コンタベイトに50分で勝利し、2008年の全英以来となるグランドスラム制覇に駒を進めた。
度重なるケガや自己免疫疾患で最近数シーズン苦しんできたビーナス。久しぶりのグランドスラムのタイトル獲得はなるか。
大一番を前にファンからは、「ウィリアムズ姉妹対決たのしみだ」「次の全米ウィリアムズ姉妹対決だ! 楽しみ!」「セリーナとビーナスの姉妹対決がまたグランドスラムで、しかも全米で観られるとはね。ふたりとも何度も復活してくるね」「また全米オープンでビーナス姉妹対決するんだな。すごすぎ」などの声が寄せられている。
過去この対決はセリーナの15勝11敗。ビーナスは負け越しているが、最も多くセリーナに勝った選手でもある。
《岩藤健》
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