【ツール・ド・北海道】「チームメートのおかげで完璧なレースに」第1S優勝のスタッキオッティ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・北海道】「チームメートのおかげで完璧なレースに」第1S優勝のスタッキオッティ

スポーツ 短信
チームに貢献した終盤の走りが大きく評価された山本元喜。ヨーロッパでの厳しい経験が活かされている
  • チームに貢献した終盤の走りが大きく評価された山本元喜。ヨーロッパでの厳しい経験が活かされている
  • 総合リーダージャージを獲得したスタッキオッティ。日本でのうれしいプロ初勝利となった
  • ツール・ド・北海道2015 出場メンバー。左からベルラート、山本元喜、スタッキオッティ、コッリ、フィロージ
  • 後続と1秒差で区間優勝を挙げたリカルド・スタッキオッティ。チームワークが実った勝利だった
ツール・ド・北海道第1ステージを制したNIPPOビーニファンティーニのリカルド・スタッキオッティが「完璧なレースができた」と勝利後に語った。

「今日は自分向きのコースだった。チームメートが逃げていたおかげで、集団内で落ち着いてレースを進めることができ、終盤になってもチームメートたちの動きは素晴らしく、そして強かった」

「ねらっていたとおりの展開で、うまく逃げに乗ることができてよかったと思う。山岳賞を獲得できたし、最後はチームメートがステージ優勝することができた」とジャコーモ・ベルラート。
「獲得した山岳賞ジャージを最終日まで守りたい。明日からチームは総合リーダーを守ることになるが、うまく作戦を立てて山岳賞ジャージもイタリアに持って帰りたいと思う」

「スタッキオッティはメインスポンサーであるビーニファンティー二の本拠地があるアブルッツォ州で育った選手。そういう意味でも、彼のプロ入り初勝利はスポンサーへの最高のビックニュースになったと思うし、大変価値のある1勝だった」と大門宏監督。

「今日はスタートから我々の思惑どおり、作戦が的中した。逃げに乗ったベルラートが順調に山岳ポイントを獲得したことも、チーム全体の士気向上につながったと思う。後半に入ってのメンバーの動きもそつがなく、すごくよかった。日本人選手として唯一走ってる山本元喜も終盤のアタックは素晴らしく、味方にとっても勇気づけられたと思う。ベルラートが些細なことで手首を負傷してしまうなど明日以降、チームにとって不安材料がないわけではないが、迷わず攻撃させていきたい」
《編集部》

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