ラグビー日本代表は9月5日、キングスホルム・スタジアムでジョージア代表とのテストマッチを行い、13-10で勝利した。後半37分にモールからトライに持ち込み逆転勝利を収めた。
日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は、昨年11月の対戦から成長したFW陣を称えた。
「スクラム、特にフロントローは素晴らしかった。ジョージア相手にモールからトライを取って勝つなど奇妙に感じたのではないか。誰も予想していなかっただろうね」
畠山健介は「ジョージアのセットピースとモールに我慢し続けた部分が良かった。ジョージアのモールやラックはやはりすごく重くて強かった。去年の11月に試合したときと同じイメージだったが、自分たちもしっかり準備してきたし、ハードワークしてきたので戦えた」と話し、初戦で戦う南アフリカを想定した相手からの勝利に手応えを感じていた。
18日から開幕するワールドカップを前に、昨年の雪辱を果たした日本は本番に向け自信を深める。
成長した日本の戦いぶりを、ジョージア代表のミルトン・ヘイグ監督も称えた。
「日本とは2012年から3回対戦したが、常に激しく戦うチームだ。日本の成長で印象に残ったのは、守備やブレイクダウンでのフィジカルの向上だ。高いテクニックを持っていて、ボールの扱いもうまい」
《岩藤健》
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