冒険家・三浦雄一郎「まだまだ足りない」震災復興中のネパール訪問 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

冒険家・三浦雄一郎「まだまだ足りない」震災復興中のネパール訪問

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視察報告会「三浦雄一郎が見たネパール震災 国連WFPの支援現場」(2015年9月1日、東京・国連大学にて)
  • 視察報告会「三浦雄一郎が見たネパール震災 国連WFPの支援現場」(2015年9月1日、東京・国連大学にて)
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  • 視察報告会「三浦雄一郎が見たネパール震災 国連WFPの支援現場」(2015年9月1日、東京・国連大学にて)
  • 視察報告会「三浦雄一郎が見たネパール震災 国連WFPの支援現場」(2015年9月1日、東京・国連大学にて)
飢餓と貧困をなくすことを使命とする国連唯一の食糧支援機関、国連WFP。その日本公式支援窓口である国連WFP協会の親善大使を務める三浦雄一郎さんが、中部で大地震が起きたネパールの被災地を視察。その報告会を都内で行ない、「まだまだ支援を」と訴えた。

被災地や支援現場を視察した三浦さんは、全域にわたる物流支援をはじめ、険しい山間部に向けた食糧・復興支援などを見てまわり、WFP支援を受ける人々たちと対話。

カトマンズから約4時間の距離にあるプラノザンガジョリ村を訪れたときの印象について「地震で崩壊した学校のがれき除去作業などに、地元の人たちをはじめ、保護者たちみんなで取り組んでいた。WFPは、その労働への給料として現金を手渡している。経済復興へも貢献している」と伝え、「厳しい状況のもと、被災者のみなさんが復興に向けて懸命に取り組んでいる。多くの地域ではまだまだ支援が必要」と訴えた。

50年以上にわたりネパールで食糧支援活動を実施してきたWFPは、今回の大地震で現地に職員を追加派遣。200万人に米やビスケットなどを配布し、がれき撤去作業に従事した人へ食糧購入などに使う現金を支給するほか、ヘリコプターによる空輸、地元モーターの徒歩やロバによる運搬、情報通信網の整備などで支援してきた。

こうした支援を12月末まで実施するWFPは、「物流・通信支援に41億円、航空サービスに22億円が必要。8月時点で5割しか集まっていない。引き続き支援・協力を」と呼びかけた。
《大野雅人》

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