ブンデスリーガのドルトムントは8月31日、マンチェスター・ユナイテッドからアドナン・ヤヌザイを1年間の期限付き移籍で獲得したと発表した。香川真司とヤヌザイは場所をドイツに移し久しぶりの再会となる。
2013年のヤヌザイは希望に満ちていた。18歳にしてユナイテッドでトップチームデビューを飾り、香川よりも多い27試合に出場した。デイヴィッド・モイーズ監督との関係に苦しむ香川を尻目に、ヤヌザイは輝かしいキャリアを歩み始めたはずだった。
だが昨シーズン、監督がルイス・ファン・ハールに代わると、状況は一変する。アンヘル・ディ・マリアやファン・マタらが加入したこともあり、出場機会が減らされベンチを温める時間が長くなった。
ドイツで会見に臨んだヤヌザイは、「ドルトムントに来たのは何よりも、ともにスタートし前進し続けるために、とてもいいクラブだからだ。今シーズンをここで楽しめるといいね」と話した。
---:クラブやファンのことは知っていますか?
ドイツのメガクラブで信じられないほど素晴らしいファンがいると知っているよ。
---:このチームでの今季の目標は?
今シーズン大きなものに到達して、できるだけ多くのトロフィーを勝ち取ることだ。
《岩藤健》
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