【プレミアリーグ】アストン・ヴィラ戦で決勝ゴールも…ヤヌザイは起用法に不満か | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プレミアリーグ】アストン・ヴィラ戦で決勝ゴールも…ヤヌザイは起用法に不満か

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ルイス・ファン・ハール監督(2015年8月14日)(c)Getty Images
  • ルイス・ファン・ハール監督(2015年8月14日)(c)Getty Images
  • ヤヌザイ 参考画像 (2014年11月8日) (c) Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドは8月18日、欧州チャンピオンズリーグ出場を目指し、クラブ・ブルージュとプレーオフで対戦する。2013-2014シーズンの低迷で欧州のカップ戦から姿を消したユナイテッドにとっては、絶対に負けられない2試合だ。

サポーターの期待もかかる試合を前に、ルイス・ファン・ハール監督は「プレッシャーは大きい」と会見で語った。

「この組み合わせのおかげでさらに難しくなると思う。ブルージュは非常に守りの良いチームだからね」

開幕から2連勝のユナイテッドだが、得点はオウンゴールを含めた2点のみ。アストン・ヴィラ戦では、アドナン・ヤヌザイが奪った虎の子の1点を守りきり勝利した。

ファン・ハール監督が就任した昨シーズンから、めっきり出場機会が減らされているヤヌザイ。記者からは「以前の彼はベストな選手だったのに、昨シーズン先発出場が8試合。もっとチャンスがあっても良かったのでは?」という質問が飛んだ。

ファン・ハール監督は質問の意味が分からないといった様子で「なぜ?」と2度聞き返したあと、「では他の選手は? 彼らには権利はないのか?」と自説を述べた。

「権利はヤヌザイだけにあるのではない。彼は24人の選手と競争しなければならず、まだ20歳に過ぎないんだ。若手というのは継続性が足りないもので、彼は継続制を示す必要がある。今シーズンはそれを示してくれるかもしれない」

それを監督の横で聞いていたヤヌザイは、「悪い1年になることもありえるよね。今シーズンはまた違う1年だから。自分のベストに戻り自分にできるすべてをする準備はできているよ」と話し、先のことは分からないが目の前のことに全力で取り組むとした。

アストン・ヴィラ戦後には、「ユナイテッドにいられて幸せだ」と話していたヤヌザイ。だがドイツのバイエルン・ミュンヘンやイタリアのユベントスが獲得に興味を示し、ヤヌザイ本人もプレー環境を変えたいと希望しているとの報道がイタリアメディアに流れた。

プレーオフの行方だけでなく、ヤヌザイの去就にも注目が集まる。

《岩藤健》

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