イギリスやドイツのメディアは、ヴォルフスブルクのMFケビン・デ・ブルイネが、プレミアリーグのマンチェスター・シティへ移籍すると一斉に報じた。移籍金は7400万ユーロ(約102億円)と見られる。
デ・ブルイネはベルギーリーグのKRCヘンクでトップチームデビューを飾ったあと、2012年にプレミアリーグの強豪チェルシーに移籍。だがチェルシーでは出場機会を得られず、他の若手同様レンタル移籍で出稽古に出されていた。
そして昨シーズン、ヴォルフスブルクに完全移籍して臨んだブンデスリーガで、その才能が一気に開花した。
今夏の移籍市場で注目された選手の去就に、「ヴォルフスブルグはデ・ブルイネ出しちゃって大丈夫なん?」「シティーはもう十分だろ。スターリング、シルヴァ、ヘスス・ナヴァスにナスリ。ここにデ・ブルイネも来たらヘスス・ナヴァスがレギュラー落ちする」「うーんシティ優勝!」など、多くのファンが注目している。
一方で近ごろプレミアリーグの移籍金が高騰していることもあり、「スターリングといい、たしかに上手いけど高すぎ」「高過ぎるだろ」と7400万ユーロは払いすぎではの声もある。
デ・ブルイネの代理人は今回の報道について、「まだ最終的な合意には達してない。だが27日にはすべて終わるだろう」と話した。
《岩藤健》
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