【プロ野球】巨人・菅野が連続押し出し、4回4失点で9敗目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】巨人・菅野が連続押し出し、4回4失点で9敗目

スポーツ 短信
野球ボール イメージ
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神宮球場で行われたヤクルト対巨人戦はヤクルトが小川泰弘、巨人が菅野智之の両エース対決になった。試合は四回に突如3連続四球で乱れた菅野が4点を失い、そのまま0-4で敗れた。

菅野は四回、先頭の畠山和洋、雄平に連打され無死一塁、二塁のピンチを招く。それでも後続を連続三振に仕留め粘りの投球を見せた。だが中村悠平を歩かせ満塁で小川と勝負したところから崩れ始める。

勝利への執念を見せる小川に、得意のスライダーをことごとく見極められ、ファウルで粘られる。11球粘られた末に押し出しの四球を与えてしまった。続く比屋根渉にも四球を与え、まさかの連続押し出し。川端慎吾の適時打やバッテリーエラーも出て、この回だけで3安打、四死球3の4失点。

一回、三回と先頭打者を塁に出しながら点に結びつけられなかった巨人。試合後の原監督は「菅野は調子が良いと思ったけど、リズムが狂った。打線が点を取れるときに何とかね」と、好投手同士の投げ合いで好機を逸し続けたことを悔やんだ。

この負け方にファンは「一番が全部出塁しているのに無得点。満塁で相手投手に押し出し四球…これで勝てる訳無い!」「チャンスになると打てない。ピッチャーにプレッシャーをかけて自滅。気迫が全く見られない」「毎回のように得点チャンスあるが自ら潰していく。これじゃ勝てない」「チーム全体的に、やる気がない!消化試合より内容が悪い!」など、今シーズンを通して課題だった貧打、得点力不足に我慢の限界といったところだ。

巨人は先週の広島戦から4連敗。まだAクラスに踏みとどまってはいるが、4位広島の足音が聞こえてきた。
《岩藤健》

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