リーガ・エスパニョーラ第1節、スポルティングのホームに乗り込んだレアル・マドリードは、0-0で開幕戦を引き分けた。今シーズンから監督に就任したラファエル・ベニテス監督は、「前半は厳しかった」と試合内容を振り返った。
「あまりにボール保持率で上回られ、相手に得点機を与えすぎた。後半は違うものになった。我々は厳しさを増し試合を支配した。チャンスも拡大していった。勝てた試合だと思う。相手を全面的に称賛するべきだ。素晴らしい仕事をしたし、本当に堅固で本物のプレッシャーをかけてきた」
試合後の会見でベニテス監督は徹底してポジティブな点、良い面を強調して話した。
「ビッグな得点機につながるカウンターで、さらに自信を増していた。後半にはチームに反発力を求めた。我々は個性と特徴を見せて試合を支配した。しっかりフィニッシュできなかったが、後半は間違いなく勝利のためベストを尽くした。最後の一押しが欠けただけだった」
まだコンディションや連携に難があることは認めたものの、シーズンは長く勝負所までには状態が上がると楽観的な見方も示した。
《岩藤健》
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