『Sky』によると、セリエAのACミランがFWマリオ・バロテッリを獲得することで、リバプールと合意したようだ。25日にメディカルチェックを受け正式に決定する。
バロテッリは今シーズン、リバプールで構想外の扱いを受けており、代理人が移籍先を探していた。だが過去に様々な騒動を起こし、問題児として知れ渡っていたバロテッリを受け入れるクラブは見つからなかった。
ミランとリバプールは、買い取りオプションなしの無償レンタルで合意したと見られ、ミランのサラリー負担は半額以下に抑えられているとイタリアやイギリスのメディアは伝えた。
今シーズンのミランはオフにカルロス・バッカとルイス・アドリアーノも獲得しており、これ以上FWを、それもバロテッリを獲得することについて否定的な声は多い。
ファンからは「欧州でも1,2を争う名門だったのにここまで落ちぶれるとは」「バロテッリまじでミランに帰ってくるんだ…」「バロテッリ獲得反対派が大多数だけど、 年棒だいたい200万ユーロで無償レンタルならそこまでいらないって言わんでも」「ズラタン復帰を楽しみにしてたら、戻ってきたのはバロテッリだった」「バロテッリさすがに更生しただろう」など、2シーズンぶりに復帰するバロテッリに厳しい見方もある。
バロテッリは2013年1月、マンチェスター・シティからミランに移籍し、久しぶりにセリエAへ戻ってきた。だが2014年夏にリバプールと契約しプレミアリーグに復帰する。その際「イタリアに戻ったのが失敗だった。イングランドのサッカーは優れていて、より美しい」と後ろ脚で砂をかけて行った。
そのことをファンは今でも忘れておらず、どんな顔で戻ってくるつもりだという意見も目立った。
《岩藤健》
page top