イングランド・プレミアリーグで2シーズンぶりの優勝を目指すマンチェスター・シティは8月7日、マヌエル・ペジェグリーニ監督との契約を2017年6月まで延長すると発表した。
今夏のシティはバイエルン・ミュンヘンからジョゼップ・グアルディオラ監督を招へいし、チームの指揮を任せるのではないかと噂されていた。それだけ昨シーズン、一時は首位チェルシーを追い上げながら終盤の大失速で無冠に終わった指揮官に、ファンやメディアは失望していた。
だがクラブとペジェグリーニ監督が契約を延長したことで、グアルディオラのイングランド行きは当面ないものと見られる。会見では記者から「グアルディオラの噂にピリオドを打ったことは、あなたとクラブにとって大きいことか」と質問が飛んだ。
ペジェグリーニ監督は「グアルディオラは、あらゆるクラブが欲しがる偉大な監督だ」と前置きした上で答えた。
「このチームなら他の名前も挙がるだろうが、私はクラブを信頼している。もしベップを連れてきたいならそう言うだろう。クラブ内部での関係に問題はない。オーナーとディレクターの考え方はよく分かっている。メディアは今シーズンの我々の仕事に集中したほうが良い。今後もどんなことでも起こりえる」
《岩藤健》
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