北米メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーと契約したジョバニ・ドス・サントスが、クラブの本拠地があるロサンゼルスに到着した。空港には多くのファンが集まり、早くも英雄的歓迎を受けた。
最近ではMLSにも欧州で活躍したスーパースターが集まるようになった。しかし、多くはピークを過ぎたあとのセカンドキャリアとして、新興リーグにやって来たというのが実状だ。その中にあってドス・サントスはまだ26歳と若い。
リーガ・エスパニョーラから離れる決断にドス・サントスは、「どんどん良くなっているリーグだ。良い選手がたくさん来ている。スティーヴン・ジェラードやカカ、アンドレア・ピルロにロビー・キーン、セバスティアン・ジョビンコらがいる。選手としては最高の選手たちとともにプレーしたいと思うものだよ。僕は正しい決断をしたと思う」と話した。
LAのブルース・アレナ監督は、メキシコ代表でもレギュラーに復帰したドス・サントスについて、「彼はまだ26歳でピークに達してないと我々は思っている。ギャラクシーでのレギュラー定着で彼には成長してもらいたい。代表チームでの定位置確保の助けになり、LAでも長く主力選手としてプレーしてもらいたい」と、さらなる飛躍に期待する。
《岩藤健》
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