イングランド・プレミアリーグのリバプールから、北米MLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに移籍したスティーヴン・ジェラードが、7月4日の試合でファンに挨拶した。
ハーフタイムにスーツ姿で現れたジェラードは、「素晴らしい歓迎をありがとう。ここに来られて最高の気分だ。わくわくしているし、スパイクを履いて皆さんの前でプレーするのが待ちきれない」と話した。
試合前にはファンにビール500杯を奢るなど、新天地に少しでも早く溶け込もうとする姿勢が見られた。
ユース時代からリバプール一筋にプレーし、同クラブの象徴とも言える存在だったジェラード。大西洋を渡りMLSで新たな挑戦を開始した彼のデビュー戦は、メキシコのクラブ・アメリカと対戦する親善大会になりそうだ。
近年MLSは欧州で輝かしい成績を残したベテラン選手のセカンドキャリアとして、非常に魅力的な選択肢となっている。中でもニューヨーク・シティFCはダビド・ビジャに続いてフランク・ランパードが加入し、さらにアンドレア・ピルロの獲得も秒読み。まだ正式発表前ながら、公式サイトに選手紹介ページを用意していたのがバレて、ちょっとした騒ぎになっている。
《岩藤健》
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