準々決勝では、Chivasが圧倒的な強さを発揮。FC Baselを2-0で抑えた。 Right to DreamもReadingを2-0で倒し、準決勝へと進んだ。準々決勝の第2ラウンドでは、Real MadridがSuwon Samsungを相手に先取点を死守しようと努める一方、韓国チームが前へのプレスを続けた。しかし、Real Madridの強固なディフェンスを抜くことはできなかった。GenoaとSan Lorenzoの試合は双方譲らず、0-0で終了。イタリアチームがPKを4-2で勝ち抜いた。
準決勝では、ガーナのRight to Dream AcademyがChivasを2-1で倒し、7度目の挑戦で決勝に残った。Right to Dreamは前半から試合を制し、早いペースかつワンタッチでボールを回し、立て続けに2点を先取。Chivasは前半終了5分前に一点を返し、試合を盛り上げた。Chivasはしっかりとプレッシャーをかけたものの、ガーナの強固なディフェンスを崩すことは叶わなかった。
大会決勝。Right to Dream AcademyとGenoa CFCの試合はPK戦にもつれ込み、Right to Dream AcademyがPK戦を4-3で勝ち抜いた。緊張の中で行われた試合では、Right to Dreamがいつもの攻撃的かつ早いリズムのスタイルを見せた。Genoaのミッドフィールダー陣も手堅く守り、実力の片鱗を見せつけた。試合はタイムアップ5分前に、Right to Dreamの背番号10・Oforiが相手プレイヤーとぶつかり、交代を余儀なくされた。
それによりリズムを失ったのか、ガーナのプレイヤーたちが落ち着きをなくす一方、Genoaのプレイヤーたちはイタリア人らしい持ち味を発揮。前に攻めていき、延長に突入。続くPK戦では、これまでの完璧に近いシュートでPK戦を勝ってきたGenoaが優勢かと思われたが、Right to Dreamのゴールキーパーのふたつのセーブを含む活躍により、最終的にはトロフィーはガーナの手に渡ることとなった。