2015年ツール・ド・フランスでも活躍中のスペインのホアキン・ロドリゲス。ロシアのカチューシャと1年間の契約延長を結び、2016年も残留することが7月21日に発表された。
36歳のロドリゲスは、ツール第3ステージのミュール・ド・ユイと第12ステージのプラトー・ド・ベイユでステージ2勝を獲得。今季はバスク一周でも総合優勝を挙げ、リエージュ~バストーニュ~リエージュでは3位に入っている。
ロドリゲスは今年がカチューシャ6年目で、その間UCI個人ランキング首位に3回輝き、またツールの他、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャで総合表彰台を獲得し、グランツールでステージ通算13勝を挙げている。
チーム残留を喜ぶロドリゲスは、ツール最終週に向けてさらに士気を高めていた。
「どうすれば今のチームに残らない選択ができるんだい? クライマーもスプリンターも僕たち全員が、1年通じて勝てるムードにある。今シーズン以上の雰囲気は今までなかったよ。僕たちはしばらく前に関係継続を決めていたけど、最終的に契約を完結させるにはいつも時間がかかるものだ。この休息日にサインできてうれしいよ。心配なく、ツール最終週に向かえるね」
ビアチェスラフ・エキモフGMは、「年齢にもかかわらず、ロドリゲスはまだ結果を出している。彼のリザルトや姿勢にはまったく衰えが見られない。自転車に乗っても、降りても、ホアキンはプロの模範なんだ」とロドリゲスを高く評価している。
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