高校野球大阪大会は7月19日に2回戦が行われ、大阪桐蔭が履正社を5-1で破った。全国の高校野球ファンが注目した一戦を制し、大阪桐蔭は大会史上初の4連覇に大きく前進した。
全国でも屈指の激戦区として知られる大阪だが、近年は甲子園出場を大阪桐蔭と履正社が分け合ってきた。中でも夏は大阪桐蔭が2012年から3連覇中。かつての名門PL学園でも成し遂げられなかった4連覇を目指している。
2010年以来の優勝に向け履正社は寺島成輝投手が先発。二回に自らの適時打で先制した。しかし大阪桐蔭が三回に逆転し、その後も追加点を奪い突き放す。
大阪桐蔭は昨夏の全国制覇メンバー田中誠也投手が先発し、履正社打線を1失点に抑えバットでも自ら3打点を挙げた。
昨春選抜準優勝の履正社が初戦で姿を消した結果に、高校野球ファンからは「けっきょく大阪桐蔭勝ったか」「点差以上にいい試合やった!」「最初からクライマックスはやはり大阪桐蔭の勝ちか」「それにしても大阪桐蔭と履正社が初戦から当たるなんて勿体なすぎるよ大阪…!」「大阪桐蔭が勝ったのか。贅沢というか勿体無いというか」など、もっと上で戦わせたかったという声も多い。
早くも最大の難関を突破した大阪桐蔭。やはり今年も大阪の本命だ。
《岩藤健》
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