2015年ツール・ド・フランス、7月16日の第12ステージ。スペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)がついに反撃に転じた。
ピレネーの暑さに苦しみ、ライバルに差を広げられていたコンタドール。しかし、雨で気温が下がった最後の超級山岳プラトー・ド・ベイユでは、前半チームメイトがペースを上げ、続けてコンタドールがアタックを試みた。
しかし、決定的なリードを奪うことはできず、その後は他のライバルのアタックに反応しながらマイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(スカイ)と同一集団でゴールした。
「1回アタックしたけど、誰も協力したがらなかった。だから、ひとりで行くのをやめたんだ。スカイは強かったけど、今日の僕の調子はかなりよかった。今後のレース展開を見て、総合で上に行ける可能性があるか考えるよ」
「ステージ前半はとても暑くて、その後雨が降ってきた。でも、少しずつ調子は上がっている。今日は僕たち全員が同じレベルだった。みんなアタックした。だから、僕もアタックしたけど、うまくいかなかった。毎日トライし続けないといけない。最終週には、僕の調子が戻ってくると願っている」
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