2015年ツール・ド・フランス、7月9日の第6ステージ、イタリアの2014年ツール王者ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)もゴール前のトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)の落車に巻き込まれたひとりだった。
ゴール前の上り坂で、ニーバリはライバルのクリストファー・フルーム(スカイ)と折り重なるように落車に巻き込まれた。
「各チームが、つねに前に出ようとしたがる。いい位置に入るのは難しいんだ。僕はゴール前400mでクラッシュした。どうしてあんな混乱状態になったかよくわからない。理解できないよ」
「個人的には、僕は大丈夫だ。脚と肩を少し痛めただけだ。クラッシュするのはいつだって問題だよ。何が起こったのかはわからない。左から右に落車が動いて、僕はフルームの上に落ちた。彼は右にいたんだ。僕の上に倒れたのはバルギル(ジャイアント・アルペシン)だと思う。よくわからないけどね」
さらにニーバリは、フルームと一緒に落車シーンのビデオも見たことも明かした。
「クリスと僕はバスの中で一緒にリプレイを見た。ふたりとも責任はないことがわかったよ」
《》
page top