全英オープンテニス男子シングルス準々決勝。ノバク・ジョコビッチはマリン・チリッチを6-4、6-4、6-4のストレートで下し6年連続のベスト4進出を決めた。4回戦のケビン・アンダーソン戦では大苦戦を強いられたジョコビッチ。激闘は1日で決着がつかず、日没順延のため翌日に最終第5セットが行われた。かろうじて勝ち上がったがコンディション面が心配されていた。しかし準々決勝の会場に現れたジョコビッチは、3回戦までの姿を取り戻し2014年全米オープン覇者チリッチをわずか1時間49分で退けた。1度もブレークチャンスを与えることなく完勝したジョコビッチに、「結局ジョコビッチなんだよな」「連覇は間違いない」「今年も決勝でフェデラーとやろう!」「決勝の相手はマレーとフェデラー、どっちになるかな」など、気の早いファンは早くも決勝の話をしていた。4回戦では追い込まれるまで覇気がなく、淡々とプレーしていた印象のジョコビッチ。この試合では周囲の心配を一蹴するプレーが見せられた。It's 50 #Wimbledon wins and a seventh semi-final for Novak Djokovic. The defending champion defeats Marin Cilic 6-4, 6-4, 6-4. http://bit.ly/W15D9BlogPosted by Wimbledon on 2015年7月8日