イングランド・プレミアリーグのリバプールは6月24日、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの移籍でホッフェンハイムと合意に至ったと発表した。
現在チリで開催中のコパ・アメリカに、ブラジル代表として参加中のフィルミーノ。出場停止処分を受けたネイマールに代わり、チームを牽引している。
ルイス・スアレスのバルセロナ移籍で得点力が大幅に落ちたリバプールは、今夏の移籍市場で点が奪える選手を補強すると明言していた。リバプールの補強は今夏すでに5人目。
2900万ポンド(約56億円)の移籍金が支払われる大型契約だが、フィルミーノ本人は、「今はただブラジル代表として、コパ・アメリカのことしか考えられない」と目の前の目標に集中したい様子。
今回の移籍はリバプールのクラブ史上2番目の移籍金が動くとされる。過去最高はアンディ・キャロルの3500万ポンド(約68億円)。だがキャロルはリバプールでわずか6ゴールに終わり、獲得失敗で真っ先に名前が挙がる選手だ。
そのためフィルミーノも懐疑的な目を向けられているが、ブンデスリーガ151試合で47ゴール挙げた得点能力でプレミアのファンを唸らせられるか。
《岩藤健》
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