2015ルマン24時間耐久レースはスタートから6時間が経過。依然として17号車ポルシェ(T・ベルンハルト/M・ウェバー/B・ハートレー)がトップを死守。それをアウディ勢が追いかける展開が続いている。
現地は徐々に日が傾き、ナイトセッションに近づきつつある。それと同時に次々と走行中のマシンに不運なアクシデントやトラブルが発生し始めている。
アウディ勢では序盤から攻めていた7号車がパンクに見舞われ緊急ピットイン。スタートから3時間を迎えようとするところで8号車もインディアナポリス手前でクラッシュ。すぐに修復作業を終えてコースへ復帰したが、クラッシュした部分のガードレール修復のためセーフティカーが導入。その際中にGTE Amクラスのポルシェが白煙を上げストップ。このオイル漏れ処理もあり、約40分近くセーフティカー先導状態が続いた。
レースが再開すると、今度は日本勢に不運が襲いかかる。このレースがデビュー戦となった21号車日産『GT‐R LM NISMO』が電気系トラブルでガレージイン。何度かピットアウトとインを繰り返しながらの作業となり総合37番手まで順位を落としたが、力強く周回を重ねている。
さらにスタートから5時間を経過したところで6番手を走っていた1号車トヨタ(A・デビッドソン)がクラッシュ。右フロントフェンダーを破損した他、リアサスペンションにもダメージが及んでおり、修復に約12分を要した。現在はトップから5周遅れの9番手。中嶋一貴が乗り込み、追い上げ中だ。
2015 ルマン24時間レース 決勝6時間経過
1. #17ポルシェ(92周)
2. #7アウディ(+4.5秒)
3. #9アウディ(+9.5秒)
4. #18ポルシェ(+1分24秒)
5. #19ポルシェ(+1分41秒)
6. #8アウディ(1周遅れ)
7. #2トヨタ(1周遅れ)
8. #12レベリオン(4周遅れ)
8. #1トヨタ(5周遅れ)
10. #13レベリオン(6周遅れ)
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22. #22日産(11周遅れ)
37. #21日産(14周遅れ)
44. #23日産(16周遅れ)
【ルマン24時間 2015】6時間経過…トヨタや日産にもトラブル続出、ポルシェが首位キープ
《吉田 知弘@レスポンス》