DeNAは6月10日、コボスタ宮城で楽天と対戦。7回までリードしていたが、8回に逆転を許して痛恨の敗戦。連夜の逆転負けを喫して、引き分けを挟んで6連敗となった。試合は楽天が5-4で勝利した。
あまりにも痛い逆転負け。これで交流戦に入ってから10敗目(3勝)、最大で11あった貯金も3となった。背後には1ゲーム差で3位につける阪神の足跡も聞こえてきた。
この日のDeNAは、すでに今季3勝を挙げている好調のベテラン三浦大輔投手をマウンドに送り必勝体制。連敗ストップを託した。期待に応えるピッチングを見せた三浦は6回3失点と先発の役割を果たし、DeNAの1点リードでリリーフ陣にバトン。しかし、三浦の後を継いでマウンドに上がった田中健二朗投手が、楽天の藤田一也内野手に適時打を浴びるなどリードを守りきれなかった。
これに対して、「DeNAは大失速だな…。山崎が投げる9回までなんとかつながないと」「今日なんかはもったいない試合。明らかに継投ミスかな」「さんざん逆転勝ちしてたチームが連続逆転負けは痛い」「阪神に抜かれちゃうぞ。ここで踏ん張れ!」など、ファンからはさまざまなコメントが寄せられていた。
試合後、「まだ貯金がある」と前向きに話しながらも悔しさをにじませていたDeNAの中畑清監督。大きく負け越している交流戦で今後の巻き返しに注目が集まる。
《浜田哲男》
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