世界で唯一のエアショーチーム「ブライトリング・ウィングウォーカーズ」が5月上旬に初来日しました。スイスの時計メーカー"ブライトリング"がサポートするチームで、編隊飛行をしながらアクロバティックなパフォーマンスを披露します。

ブライトリング・ウィングウォーカーズ

ブライトリング・ウィングウォーカーズ
山口県岩国市の米国海兵隊岩国基地で、ぼくはブライトリングの翼の上に座っていました。普段パフォーマンスしている綺麗なお姉さんたちが、フライト前のサポートをしてくれました。

パフォーマーのお姉さんとオビナタ
翼の上までエスコートしてくれたのはイングランド出身のパフォーマー、エミリー・ギルディングさん。フライト直前まで話に付き合ってくれました。

「Is it safe,right? I’m afraid of falling this plain.」
(これ安全だよね?落ちたりしないかマジ不安なんだけど)

「Yes,of course! Do you like a roller coaster?」
(大丈夫よ!ジェットコースターは好き?)

「Sure,but I think dimensions are different…」
(いや、好きだけど次元が違うんじゃない?)」

「Haha,same!」
(はは、同じよ!)

「Well,but…」
(いや、でも…)

「Enjoy yourself!」
(楽しんで!)

「Wait,wait…」
(あ、いっちゃった…)
(実際はカタコトですし色々伝わっていなかった気もしますが、大目に見てください)
ひとり残され不安に包まれましたが、ブライトリング・ウィングウォーカーズは無事故という実績がウリのひとつです。事故なんてありえない。大丈夫!

それではGoProで撮影した僕のフライトの様子をご覧ください。
離陸の瞬間は爆音とともに身体が引っ張られる感じです。首が吹っ飛びそうになりそうな風が肺まで突き刺さってきました。なかなか息をするのが難しかったですが、それを忘れさせる景色の美しさ。
飛行機が上下するときの、ジェットコースターのそれとは異質の浮遊感。二度と味わうことのできない体験となりました。少し大げさかもしれませんが、「鳥になったような感覚」とはこういうことなのだと思いました。