キリオスはオーストラリア出身の20歳。今年の全豪オープンでもベスト8入りしている若手の有望株だ。序盤はパワフルなショットでマレーと互角に渡り合った。だが勝負所でミスが出ると、自滅に近い形で第1セットを失う。
第2セットには右腕を痛めタイムアウトを取る姿も見られた。試合は第2セットの途中から完全にマレーのペースで進み、最後まで相手を完封して4回戦に進んだ。
5月のBMWオープンでクレーコート大会初優勝を達成し、マドリード・オープンではクレーでマスターズ1000初制覇。ラファエル・ナダルからもクレーでの初勝利を収めるなど、このコートに対する適応を高めている。
悲願の全仏オープン初優勝が期待されるマレーに「今年こそ彼がチャンピオンだ!」「調子の良さが窺える。今年こそ優勝できるかもしれない」「言うことない試合だった。このまま優勝しよう」「時は来た。それだけだ」など、今回こそいけるかもしれないとファンは確信を強めている。
Andy Murray proves too much for Nick Kyrgios, reaches Roland Garros R4 with 64 62 63 victory.What did you make of the match?
Posted by ATP World Tour on 2015年5月30日