5月20日に行われたコッパ・イタリア決勝で、ユベントスに1-2と敗れ2年ぶりの優勝を逃したラツィオ。延長戦までもつれる激闘を演じたが、あと1歩で栄冠を逃した。
チームを率いるステファノ・ピオリ監督は、「大事なところであと1歩ゴールに届かなかった」と、敗れた試合を振り返った。
「私もマッシミリアーノ・アッレグリと同意見だと言わざるを得ない。2つのチームが良いプレーをして、最後まで必死に戦った好ゲームだった。我々もピッチのあらゆる場所で戦ったが、残念ながら最も重要な場面であと1歩ゴールに届かなかった。決定的な場面で2度ポストを叩いた。だが試合を通して、ユベントスと互角に戦うことはできていた」
現在セリエAで3位につけるラツィオ。勝ち点1差で争っている2位ローマと、リーグ第37節で直接対決が待っている。
回復期間が短くラツィオには厳しいが、ピオリ監督は「勝てる力があることは、今夜の試合で見せることができた」と話し、選手たちを信じ試合に臨む構えだ。
《岩藤健》
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