車いすのラグビー「ウィルチェアーラグビー」が千葉で開催…日本は初戦勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

車いすのラグビー「ウィルチェアーラグビー」が千葉で開催…日本は初戦勝利

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2015ジャパンパラ ウィルチェアーラグビー競技大会(千葉、2015年5月22日)
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千葉市の千葉ポートアリーナで5月22日、2015ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会が開幕した。初日の第一試合は日本対ニュージーランド。結果は56-43で、日本が勝利した。

ウィルチェアーラグビーとは、車いす(ウィルチェアー)に乗って戦うラグビーのこと。車いす同士のぶつかり合いが許された唯一のパラリンピック競技だ。主催する日本障がい者スポーツ協会は、「その激しさは障がいがあるとは信じられないほど。ぶつかり合う姿は、ラグビーそのもので、観客を圧倒する力がある」と語る。

今回は日本をはじめ、イギリス、デンマーク、ニュージーランドが参戦。同競技は男女混合、最大12人チーム編成され、コート上には4名が出場する。1試合8分、4回を戦い、総合得点で争う。選手交代に回数制限はない。

地元の小学校に通う子どもたちが「ニッポン、ニッポン、イエーイ!」と応援する中、日本とニュージーランドの対戦が始まった。この競技用の車いすは、衝撃に耐えるバンパーやガード、スポークを守るカバーなどが付いている。両チームとも車いすをぶつけ合い、「ゴゴゴゴ」と車いすがぶつかる音は想像以上に迫力がある。激しいぶつかり合いの末、タイヤを交換する場面も見られた。

この大会に向けて鳥原光憲日本パラリンピック委員会会長は、「チームのみなさんは、2016年リオで開催されるパラリンピックでのメダル獲得の足がかりとなるよう、日ごろの練習の成果を思う存分に発揮してほしい」と語る。

熊谷俊人千葉市長は、「市民が世界のトッププレーを間近で観戦できる絶好の機会。障がい者スポーツの推進は、相互理解や障がい者の社会参加に大きく寄与するもの」と伝えた。

大会は5月24日まで3日間行われる。

《大野雅人》

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