5月21日に行われた阪神対巨人の試合は、ルーキー横山雄哉の好投も光った阪神が2-1で勝利した。
横山は三回まで巨人をノーヒットに抑える完璧な立ち上がり。四回、五回もランナーは背負いながら、無失点でピンチを切り抜けた。六回に1点は失うも後続を断ち、最少失点で味方の反撃を待つ。
奮闘する横山の負けを消してやろうと、阪神は終盤の八回に打線が粘りを見せた。1アウト満塁から代打・新井良太の犠牲フライで同点に追いつくと、続く鳥谷敬の適時打で勝ち越しに成功する。
山口鉄也、スコット・マシソンから試合を引っ繰り返した阪神。最後はオ・スンファンが得点圏にランナー背負いながらも無失点で締め、今シーズン13セーブ目を挙げた。
苦しみながらも勝利した阪神に、「阪神連勝で巨人にも勝ち越しやー」「横山ナイスビッチング」「ルーキー横山が試合をつくってくれたので、終盤逆転した」「横山投手すごかった！かっこ良かった！」など、横山の粘り強い投球を称える声がファンからも多く出ている。
《岩藤健》
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