東京ビッグサイトで開催された「Japan IT Week 春 2015」内の「クラウドコンピューティングEXPO 春」にて、NTT東日本はモバイル端末管理(MDM)サービス「スマートデバイスマネジメント」を展示していた。
スマートフォンやタブレットといったモバイル端末は、いまやビジネスに欠かせないツールとなっている。一方で紛失した際の情報流出リスクや、私的利用などに対する不安の声もある。「スマートデバイスマネジメント」は、それらの問題を解決するためのサービスだ。
複数のモバイル端末に対し、クラウド上の管理画面から緊急時の対応や運用ポリシーを設定するだけで簡単に管理・運用が可能。紛失や盗難にはリモートロックやリモートワイプ(初期化)で対応。業務外の端末利用に対しては、ホワイトリスト・ブラックリスト形式でゲームアプリなどを起動禁止にすることができる。カメラやUSBメモリの利用を制限することも可能だ。
モバイル端末の電話番号やOS、利用者情報などを一元管理することで端末管理の手間を軽減するほか、アプリやファイル、メッセージを一括配信する機能もある。セキュリティ面だけでなく業務の効率化という面でもメリットがある。端末の位置情報も取得可能だ。
利用料金は1端末=1ライセンスごとに300円。初期工事費はライセンス数に関わらず7,000円。いずれも税抜。
盗難や紛失などさまざまな情報漏洩を防ぐ…NTT東日本の「スマートデバイスマネジメント」
《小菅@RBBTODAY》