2015年ジロ・デ・イタリア、5月16日の第8ステージはフィウッジ~カンピテッロ・マテーゼ間の186km。スペインのベナト・インサウスティ(モビスター)が1級山岳の頂上ゴールを制覇し、ジロ2度目のステージ優勝を挙げた。
ステージ優勝は12人の逃げ集団の中での争いとなった。最後の1級山岳で先行するステフェン・クルイシュウィック(ロットNLジャンボ)らをかわしたインサウスティが最後は独走し、2013年第16ステージに続くステージ優勝を飾った。
2位は20秒差でメイン集団からアタックしたミケル・ランダ(アスタナ)、3位には31秒差でインサウスティとともに逃げたセバスチャン・ライヘンバッハ(IAM)が入った。
山岳賞ジャージも獲得したインサウスティは、「ステージ優勝を狙っていたし、今日はいいチャンスだった。いい選手と一緒に逃げた。最後の上りはアタックがたくさん起こったけど、僕のは決定的だった。残り4kmまで待って、全力を出したんだ」と振り返り、喜んだ。
メイン集団は最後の上りで人数が絞られるが、肩を負傷しているアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)は、ファビオ・アール(アスタナ)、リッチー・ポート(スカイ)らライバルのアタックにも耐え抜いて、トップから35秒差の同タイムでゴール。マリアローザを守った。
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