5月13日の日本ハム対西武戦は、両チーム合わせて15点を取り合う乱打戦になった。終盤に日本ハムが追い上げを見せるも、最後は西武が追撃をかわし8-7で勝利した。
2点をリードされた西武は五回、中村剛也とエルネスト・メヒアに適時打が生まれ試合を引っ繰り返す。日本ハム先発のルイス・メンドーサを早々とマウンドから引きずり下ろした。
西武は七回にも3点を追加するが、日本ハムも終盤に連続して得点を挙げ、1点差で九回に入る。日本ハムは先頭の9番・中島卓也がヒットで出塁。送りバントで二塁まで進みチャンスを作るが、後続が打ち取られ同点に追いつくことはできなかった。
破壊力抜群の打線で打ち勝った西武。だが得点直後の失点が多く、最後も接戦になった勝利にファンは、「途中、4点差になったのでお風呂に入り出てきたら、とんでもないことになってました」「勝ったはいいけどこの勝ちはあまり嬉しくないね」「なんとか勝てて良かったです」「あー…疲れた。ハラハラドキドキの試合だった」「よく勝ったなー。去年なら確実に負けてたかな」など、気の休まらない試合だったという声が多い。
現在パ・リーグの首位に立つ西武。こうした試合でも逆転は許さないのが、今年の強さを支えているのだろう。
《岩藤健》
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