今回のメンバーは、Jリーグ得点ランキングで上位を走るガンバ大阪の宇佐美貴史(9得点)、FC東京の武藤嘉紀(8得点)、サガン鳥栖の豊田陽平(8得点)、川崎フロンターレの大久保嘉人(7得点)が選出。Jリーグで結果を出している選手は代表に呼ぶ――選手にとっては実に単純明快な選考基準だ。
また、鹿島アントラーズの遠藤康、サンフレッチェ広島の浅野拓磨、ガンバ大阪の丹羽大輝ら7名のニューフェイスを招集。今後、ベテランも若手もモチベーションアップが予想される。
合宿に練習試合は組まれていない。メインは座学となりそうだ。先月実施されたJ1・J2合同実行委員会では、「日本の選手は速いけどプレースピードは速くない」とJ幹部に"ダメ出し"をしたバヒド・ハリルホジッチ監督。自身が考える「全員守備から素早い攻撃」をまずは徹底的にレクチャーするようだ。