ドイツのマルセル・キッテル(ジャイアント・アルペシン)が、当初予定していた5月10日に開幕する2015年ツアー・オブ・カリフォルニアの出場を断念することが5月7日に発表された。
キッテルは今年はじめからウィルス感染症に悩んでおり、シーズン前半戦をほぼ棒に振った。先週のツール・ド・ヨークシャーで復帰したが、まだ体調が万全ではなく第1ステージ途中で遅れてリタイアした。
そして、チームのパフォーマンススタッフ、キッテル自身との話し合いの結果、今後のシーズンの目標に向けて調整するため別のプログラムを採用することになった。新たなレースプログラムは、チームによって決定される。
キッテルは、「ツール・ド・ヨークシャーの後、トレーニングのためにもう少し時間が必要だと判断した。ツアー・オブ・カリフォルニアのような一流のビッグレースでレースできる状態にまだ戻ってないんだ。トレーニングに集中し、今シーズンの次の目標に向けて努力していく」と説明している。
なお、ツアー・オブ・カリフォルニアでジャイアント・アルペシンは昨年総合3位に入ったローソン・クラドックをエースに据える。
●2015年ツアー・オブ・カリフォルニア ジャイアント・アルペシン出場メンバー
ワレン・バルギル(フランス)
ローソン・クラドック(アメリカ)
ロイ・クルフェルス(オランダ)
ティエリー・ウポン(フランス)
カーター・ジョーンズ(アメリカ)
コーン・デコルト(オランダ)
ジコ・ウェイテンス(ベルギー)
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