広島は5月3日、神宮球場でヤクルトと対戦。この試合で頭部に死球を受けた広島の菊池涼介内野手が、5回の守備から退いた。試合は7-3でヤクルトが勝利した。
災難は初回に訪れた。プロ初登板となったヤクルトの先発・風張蓮投手の制球が定まらず、菊池の頭部に死球。風張は、わずか8球での危険球退場となり、ほろ苦いデビューとなった。菊池は検査の結果、異常なし。最悪の事態はまぬがれたが、一時は暗雲がたちこめた。
広島はこの日、黒田博樹投手が右非骨筋腱周囲炎と診断されたことを受けて、出場選手登録を抹消されたばかり。これ以上、主力にケガ人を出すわけにはいかなかった。
これを受けて、「菊池大丈夫かな。大事な選手なだけに心配だ」「黒田が離脱したし、菊池まで抜けると本当に痛い」「広島、悪循環だな。交流戦で盛り返してほしい!」など、思わしくないチーム状況を嘆くファンの声が多く寄せられていた。
《浜田哲男》
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