5月2日に行われたヤクルト対広島の試合は、広島の先発クリス・ジョンソンが8回1失点の好投を見せ、試合も6-2で広島が勝利した。
今シーズン初登板で準完全試合を達成したジョンソン。勢いそのままここまで好投を続けてきた新助っ人は、この試合でも安定した投球を見せる。二回に1点は失ったものの、その後は八回まで追加点を与えず、九回のマウンドを中崎翔太に託した。
中崎は2アウトから畠山和洋にタイムリーを打たれ1点返されたが、八回に小窪哲也の満塁ホームランで奪ったリードを守り抜いた。
小窪のプロ初となる満塁ホームランが飛び出し勝利した広島。ファンは「何回も小窪のグラスラ見てしまった。いぶし銀な感じで雰囲気が出てきた…」「あそこで満塁ホームランを打つ小窪さん!!! これぞ、男ですね」「初球で満塁ホームランとは…格好良すぎるぜ小窪!!」「去年の代打の切り札小窪をようやく良い場面で使ってくれた!」など、甘い球を1球で仕留めたヒーローを称えた。
苦戦が続く広島はようやく10勝に到達。早いうちに少しでも上位陣との差を詰めておけるか。
《岩藤健》
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