アメリカのテッド・キング(キャノンデール・ガーミン)が、2015年シーズン限りでプロロードレースから引退することを4月28日に自身の公式サイトを通じて発表した。
現在32歳のキングはアメリカのビッセルで3年間走った後、2009年にヨーロッパに渡り、サーベロ・テストチームに所属。2011年にキャノンデール・リクイガスに移籍し、今季キャノンデール・ガーミンに加入した。
その間、ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ロード世界選手権、パリ~ルーベ、ツール・デ・フランドルなどビッグレースに出場。2011年アメリカ・プロ選手権では3位に入賞している。
「僕はこのスポーツが永遠に好きだし、すばらしい国際キャリアを経験できたことをうれしく思っている。アメリカチームのキャノンデール・ガーミンでプロ最後のシーズンを過ごせることに感謝している。チームメイト、監督、スポンサー、友人、そしてもちろんファンのみんなは予想以上にすばらしかった」
「いいときに引退するのは変に思えるかもしれないけど、僕は新たな段階に立ち向かう準備ができている。そうは言っても、今まで以上にプロトン内で成功したい、最高のかたちでシーズンを終えたいとやる気なんだ」
今後、キングは自転車での冒険旅行などに挑戦するほか、チャリティサイクリングイベントや自らが共同設立したエナジー食品会社により深くかかわっていく予定である。
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