スイスのツール・ド・ロマンディ、4月28日の第1ステージはバレー・ド・ジュー～ジュラパルク間の19.2kmのチームタイムトライアル。総合2連覇中のクリストファー・フルーム擁するチームスカイが、僅差の争いを制して優勝した。
この日のコースは、終盤の上り区間が好タイムのカギ。まずキャノンデール・ガーミンが初めて22分を切るトップタイムをマークするが、オリカ・グリーンエッジが21分19秒と約40秒上回ってトップに立つ。
続いてBMCレーシングが途中まで好走を見せるが、最後の上り区間でペースダウンし、19秒遅れでフィニッシュした。
最後にスタートしたチームスカイは中間計測地点でオリカ・グリーンエッジと同タイムを叩き出し、最終的にわずか約0.6秒更新してステージ優勝をつかんだ。3位は2年連続総合2位のシモン・スピラックを抱えるカチューシャで、5秒遅れだった。
総合首位のイエロージャージは、先頭でゴールしたゲラント・トーマスが手に入れた。
トーマスは「チームTTは、僕たちのチームが少し目標にしたいと思っているものだ。つねに上位に入るけど、今まであまり照準を置いていなかった。この分野で改善したいと思っているから、勝ててすばらしいね」と語っていた。
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