ドイツのマルセル・キッテル（ジャイアント・アルペシン）が今年初開催のイギリスのステージレース、ツール・ド・ヨークシャーで約3カ月ぶりにレースに復帰することが4月28日にチームから発表された。
2014年ツール・ド・フランスの開幕地に選ばれ大成功を収めたイギリス・ヨークシャー地方で5月1～3日の3日間、新たなステージレースが開催される。コースは、昨年のツールの第1、第2ステージでも通過した丘陵地帯を駆け抜ける。
キッテルは昨年のツール第1ステージでスプリント勝利を挙げ、マイヨジョーヌを獲得しており、ヨークシャーは思い出深い土地である。
ツール通算ステージ8勝を挙げているトップスプリンターのキッテルだが、今季はウィルス感染症に苦しみ、2月のツアー・オブ・カタール以降実戦から遠ざかっていた。
またシクロクロス選手のラルス・ファンデルハールが、ジャイアント・アルペシンのワールドツアーチームの一員として初めてロードのステージレースに出場する。
コーチのマルク・レーフは「キッテルの復帰戦だ。彼に再びレースのリズムを見つけてもらう必要がある」と語っている。
◆2015年ツール・ド・ヨークシャー ジャイアント・アルペシン出場メンバー
ローソン・クラドック（アメリカ）
ベルト・デバッケル（ベルギー）
カレブ・フェアリー（アメリカ）
マルセル・キッテル（ドイツ）
フレドリック・ルドビグソン（スウェーデン）
ラモン・シンケルダム（オランダ）
トム・スタムスナイデル（オランダ）
ラルス・ファンデルハール（オランダ）
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