トルコの2015年ツアー・オブ・ターキー、4月27日の第2ステージはアランヤ~アンタルヤ間の182km。イギリスのマーク・カベンディッシュ(エティックス・クイックステップ)がタイヤがスローパンクした状態でスプリントを制し、ステージ2連勝を飾った。
この日は5人の逃げが飛び出したが、エティックス・クイックステップがメイン集団の追走をコントロールし、ラスト11.9kmで吸収する。
カベンディッシュは残り5kmでタイヤがスローパンクしたが、そのまま走り続け、ラスト200mでスプリントを開始。真横に並びかけたサッシャ・モドロ(ランプレ・メリダ)を最後はホイール半分の差で抑え込み、今季8勝目を飾った。2位はモドロ、3位はニコラ・ルフォーニ(バルディアーニCSF)。
ターコイズブルーのリーダージャージも守ったカベンディッシュは、終盤のピンチを振り返った。
「残り5kmのコーナーでホイールが滑って、バランスを崩したんだ。ホイールはスポンジのようだった。完全にはパンクしてなかったけど、ゆっくり空気が漏れるパンクだったんだ」
「止まって新しいホイールをもらおうかと思ったけど、もし僕が止まったら、レンショーのためにひとり足りなかった。だから、そのままやってやろうと思ったんだ。終盤のコーナーはゆっくり走ったよ」
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