フランスの2015年シルキュイ・シクリスト・サルト、4月10日の第5ステージはレポー修道院~ル・リュド間の178.5km。フランスのナセル・ブアニ(コフィディス)が、ゴールスプリントで今大会2勝目を挙げた。
ステージ前半で3人が飛び出し、約2分差で逃げ続ける。メイン集団はリーダージャージのマヌエーレ・ボアロ擁するティンコフ・サクソとブアニを抱えるコフィディスがコントロールする。
この日の後半は8.5kmの周回コースを6周するが、ここでキャノンデール・ガーミンがペースを上げ、逃げを吸収。総合3位につけるラムナス・ナバルダスカス(キャノンデール・ガーミン)がこの周回コースに設定された2度の中間スプリントをトップ通過し、ボーナスタイムを計6秒獲得。前日までは5秒差の総合3位だったが、これで1秒差の暫定トップに浮上する。
ナバルダスカスは残り17kmの中間スプリント通過後も、ティアゴ・マチャド(カチューシャ)とともに逃げ続けるが、10km後に集団に吸収される。
最後はゴールスプリントで決着し、ブアニが第1ステージに続くステージ優勝を飾り、ポイント賞ジャージも獲得。2位はアレクセイ・ツァテヴィッチ(カチューシャ)、3位はサムエル・ドゥムラン(AG2R)が続いた。
先ほどまで逃げていたナバルダスカスは、スプリントでも7位に食い込む健闘。最終的に1秒差で昨年に続く総合優勝を飾った。総合2位はボアロ、3位は4秒差でアドリアーノ・マローリ(モビスター)だった。
《》
page top