サンフランシスコ・ジャイアンツの青木宣親選手は、4月10日のサンディエゴ・パドレス戦に1番レフトで先発し、5試合連続となるヒットを放ち4打数2安打だった。
開幕から続く青木の好調が止まらない。初回の第1打席さっそくセンター前ヒットを放ち、連続試合安打を5に伸ばす。六回の第3打席にもヒットを放ち、今日もマルチ安打を記録した。ただ走塁では、相手投手ブランドン・モローの巧みな牽制に刺され、一塁上でアウトになる場面もあった。
試合はパドレスのモロー、ジャイアンツのティム・リンスカム両投手が好投し、終盤まで無得点が続く。八回裏にウィル・マイヤーズのタイムリーで1点を勝ち越したパドレスが、九回は守護神クレイグ・キンブレルを投入し1-0で逃げ切った。
試合は敗れたが青木の活躍に「開幕から素晴らしい活躍を続けていますね」「定期的に出られる野手は青木しかいないから、打ってくれると嬉しい」「青木選手の年になってもらいたい」など、日本のファンからも声援が寄せられる。
一方リンスカムが好投を見せながら、勝ちをつけられなかったことに「野球はボールを打つスポーツだ。私たちにピッチャーはいるが、バッターはどこにいる?」「ティミーお疲れ。まあバッティングはお休みだったね。明日は応援に行くよ」など、サンフランシスコのファンは打線の奮起を促した。
《岩藤健》
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