フランスの2015年シルキュイ・シクリスト・サルト、4月10日の最終第5ステージでリトアニアのラムナス・ナバルダスカス(キャノンデール・ガーミン)が大逆転の総合優勝をつかんだ。
この日のスタート前、総合首位はマヌエーレ・ボアロ(ティンコフ・サクソ)で、ナバルダスカスは5秒差の総合3位だった。キャノンデール・ガーミンは早めに逃げを捕まえて、ナバルダスカスに中間スプリントのボーナスタイムを獲得させ、総合順位を逆転する作戦を立て、見事にそれを成功させた。
この結果、ナバルダスカスは1秒差でボアロを逆転し、キャノンデール・ガーミンはチーム総合優勝もつかんだ。
これで昨年に続くシルキュイ・シクリスト・サルト2連覇を飾ったナバルダスカスは、チームメイトへの感謝を惜しまなかった。
「今日のチームの仕事は信じられないよ。僕は世界最大のライダーになった気分だ! チームメイトに感謝する言葉が見つからないよ。今日の僕たちは計画を立て、実行した。それが成功につながったんだ。チームメイトが3人の逃げを捕まえ、中間スプリントで僕をリードアウトしてくれた。すごいよね!」
「総合優勝は僕にとって大きなことだ。でも、頑張ったチーム全員にとってはもっと大きい。チームの勝利だよ。今は感情がほとばしっている。すごくうれしいよ。1回勝つのもすばらしいことなのに、2回だよ? その可能性のパーセンテージは低いよね。チームの団結と僕のための頑張りは、とてもうれしい。光栄だよ」
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