スペインの2015年バスク一周、4月9日の第4ステージ。前日の勝利が偶然でなかったことを証明するかのように、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が厳しい山岳ステージで再び勝利をつかんだ。
終盤の1級山岳、カチューシャはロドリゲスを含め3人が先頭に残ったことで戦いを有利に進め、最後のスプリントに備えた。
「最後にうまくいったね。最後のふたつのコーナーは高速で走らないといけなかった。ここでは2012年に写真判定でバルベルデ(モビスター)に負けていたので、その埋め合わせをしたかったんだ。今日もまた厳しい1日だった。逃げは大差をつけていたし、モビスターとスカイがレースをコントロールしていたので、スピードが速かった」
「(終盤にチームメイトの)ザッカリンが逃げたのはよかったけど、ビシオソのクラッシュ(左鎖骨骨折)で作戦が少し変わった。僕はバイク交換し、集団復帰にエネルギーを多少使った。でも、運よく最後の上りは僕向きだった」
【勝利の味を思い出したロドリゲス 続く】
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