4月8日のベルギーのスヘルデプライス。再び勝利を積み上げた絶好調のアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)は、とびきり高価なトロフィーを受け取った。
この春、勝利を量産しているクリストフは、チームへの感謝を惜しまなかった。
「今のチームは信じられないよ。今日は僕のために懸命に仕事して、スプリントへと連れて行ってくれた。逃げはとても強かったし、最後まで距離を保っていた。僕はラスト500mで先頭近くの完璧なポジションにいた。望み通りのタイミングでスタートできた。僕たちはラスト2kmでかなりのエネルギーを使ったけど、最後は誰も僕を抜けなかったからよかったよ」
ゴール前の集団落車は背後で発生し、クリストフはギリギリ逃れることができた。
「ちょうどクラッシュの前に前方へと動いたので、僕の後ろだった。でも、音はよく聞こえたよ。あそこはちょっと曲がり角だから、いつも少し危険なんだ。でも、これが自転車競技だ。つねに危険はあるし、クラッシュは起こりうる」
クリストフがこの日受け取った自転車型のトロフィーは18金製で、ホイールには714個のダイヤモンドがつけられている。価格は2万ユーロ(約260万円)で、クリストフは上機嫌だった。
「ダイヤモンドと金のすばらしいトロフィーだね。他のトロフィーと一緒に飾ったら、最高だろう。このトロフィーのために特別な場所を用意するよ」
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