左太もも裏の異常を訴えオープン戦で欠場を続けていた、ボストン・レッドソックスの上原浩治投手が、開幕を故障者リスト(DL)入りして迎えることが分かった。チームが発表した。
上原はオフにレッドソックスと2年契約を結び、過去2シーズン同様クローザーの役割が期待されていた。しかし3月17日のオープン戦を登板回避すると、その後は実戦マウンドに上がることなく状態が心配された。
当初は楽観的な見方を示していたジョン・ファレル監督も、次第に回復が長引きそうだと認めるようになり、今回の開幕DL入りを決断することになった。
上原は試合こそ出ていないものの、既にブルペンでは30球程度の投球練習を行っており、復帰に向け段階を踏んでいる。
上原は復帰時期について「いつになるか分からない。今は復帰に向け1日、1日プロセスを積み重ねている」とした。
先日の藤川球児に続く日本人投手のDL入りにファンは「上原も藤川も開幕からDL入りですか…」「上原さん、先ずはしっかり治してください!」「シーズンは長い。まだ取り返せる」「田澤には上原の分まで頑張って欲しい」などの声援を送る。
オープン戦欠場中の上原は10日前まで遡り適用されるため、3月27日からDL入りしたことになる。最短では4月11日に復帰可能だ。
《岩藤健》
page top