日本代表は3月27日に行われたチュニジア代表との試合に2-0で勝利した。この試合では後半途中から出場した本田圭佑が、岡崎慎司の得点をアシストしたほか、自身もゴールを決め1ゴール1アシストの活躍だった。
試合後、本田は記者団の取材に応え「最大の収穫は勝ったこと」と語った。
「とにかく1勝目を、と臨んだ試合だったので、やはり1番の収穫は勝利だと思います。ゴールのシーンは良いところにこぼれてきましたね。ディフェンスに当たる可能性もあったんですけど、なんとかゴールになりました」
後半33分にヘディングシュートで先制点を奪った岡崎は、攻撃陣を引っ張る存在として点が取れて良かったと振り返った。
「基本的には真ん中にいて、ボールをもらったときにはワンタッチで落としたりターンしたりとか、シンプルにゴールを狙っていけとは言われていた。時間もなかったので、そこまでやれることはなかったけど、とにかく自分が先頭で引っ張れるようなプレーはしたいなと思っていた。ゴールを決めることができて良かった」
この試合で岡崎は代表90試合出場を達成。三浦知良を抜きFWでは歴代1位に躍り出た。日本代表の歴史に名を残すストライカーとなった岡崎。バヒド・ハリルホジッチ監督の新体制でも点取り屋の座は譲れない。
《岩藤健》
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