サンフランシスコ・ジャイアンツの青木宣親は、3月21日に行われたエンゼルスとのオープン戦に出場。三塁打を含む2安打で調子が上向き具合であることを示した。
オープン戦ここまで苦戦してきた青木。だが、この日は1番DHで出場すると第1打席の初球をセンター前ヒットにし、5回の第3打席では低めのカーブをすくい上げ打球は右中間へ。センターのダニエル・ロバートソンが飛びつくも打球はグラウンドに落ち、それを見た青木は二塁ベースを蹴り一気に三塁まで到達する。オープン戦で初めての三塁打、マルチヒットを記録し打率は.154に上がった。
2015年からジャイアンツの一員として世界一を目指す青木。復調気配のバッティングにファンは「開幕までに調子が上がればいいよ」「シーズン中も切り込み隊長頼みます」「開幕までにその調子を持って来ておくれ」と、開幕を全開で迎えられるよう期待している。
また、この試合では首の痛みで出遅れていたティム・リンスカムが先発し、4イニングを2安打1失点で抑えた。
《岩藤健》
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