セリエAのインテル・ミラノは3月15日、ホームでチェゼーナと対戦。1-1のドローに終わった。右太もも裏を痛めている長友佑都は欠場した。
波に乗り切れない。現在、勝ち点37でリーグ8位につけるインテルは、19位と降格圏内に沈んでいるチェゼーナにも勝ちきれなかった。チャンピオンズリーグ圏内の3位に位置するラツィオとの勝ち点差9を縮めることはできなかった。
ロベルト・マンチーニ監督に代わってからも今一つ調子の上がらないインテルに対してはファンからは、「こんな位置にいるチームではないのにな…」「長友に関しては、今季はいいニュースを聞かない」「差をつめられそうでつめられない。ヨーロッパリーグ圏内ならなんとか逆転もあるかな」など、低迷する名門に失望のコメントが相次いでいる。
先日のヨーロッパリーグでは、ブンデスリーガのヴォルフスブルクに完敗し、その悪い流が続いている。マンチーニ監督は「私にはマンチェスター・シティ監督時代に、残り数試合でマンチェスター・ユナイテッドを追い抜いた経験がある」と強気の姿勢を崩さないが、どうなるものか。
長友の復帰は22日のサンプドリア戦と予想されている。クラブでも日本代表でも、本来の動きを見せることができるか。今季は苦しいシーズンとなっているが、奮起に期待したい。
《浜田哲男》
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