広島は3月15日、オリックスとオープン戦で対戦。この日の先発の黒田博樹投手は、6回を77球、2失点で切り抜けて勝利投手となった。
前回同様の省エネ投球だ。6回を投げて球数は77。途中、トニ・ブランコ内野手に日本復帰後の初被弾を許したものの、実に効率の良いピッチングを披露した。それも与えた四球はわずかに1。4回と1/3を投げて無安打に抑えた前回のヤクルト戦同様、安定感は抜群だ。
黒田の好投に対してファンから、「さすがの投球だった!」「三振を何個もとっても負けたら何にもならないし、黒田を見てると勝てるピッチャーってこういうことなんだなと思う」「開幕してからが楽しみ。今の時点でも十分に力を見せてくれている」「メジャー仕込みのツーシームが効いてるよね。打者としたら嫌なピッチャーだよな…」など、称賛の声が多く寄せられていた。
まだまだオープン戦。長いシーズンに入ってから、メジャーで確固たる地位を築いた黒田の真価はますます発揮されるだろう。黒田がどれだけの勝ち星を積み上げられるか、どういうピッチングを見せてくれるか、期待は高まるばかりだ。
《浜田哲男》
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