巨人と育成選手として契約し、巨人の春季キャンプに参加していた堂上剛裕外野手が支配下登録された。
「死にもの狂いでやっていた」。会見でそう語った堂上の表情には充実感が満ちていた。今後の目標を聞かれると迷わずに、「開幕1軍を目指す」ときっぱり。2014年オフに中日から戦力外通告を受けた男のモチベーションはとどまることを知らない。
堂上の支配下登録についてファンは、「本当によく這い上がったよな」「すごい!このまま1軍に入っても活躍しそうだ」「原監督が絶賛してたし、こうなるとは思っていた」「中日を見返してやれ!中日戦で打ってほしい」など、開幕1軍を目指す堂上の活躍に期待する声が多数。
キャンプ中、原辰徳監督は「堂上が一番輝いている」と語るなど、堂上の活躍に当初から注目。これまでに好成績を残した彼を誰よりも評価していた。
巨人で育成選手からスターダムにのしあがった山口鉄也投手は、もはや巨人にはいなくてはならない存在までになった。他球団を経験しているところでバックボーンは違うが、雑草魂でどん底から這い上がった男の力を見せてほしい。2015年、1軍の試合で躍動する堂上の姿をファンは期待している。
《浜田哲男》
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