2月22日、ミランはチェゼーナ戦を迎える。その布陣の大方の予想は4-3-1-2となっており、トップ下の位置で本田圭佑が起用される可能性が高いと伊紙が報じた。
ここまでリーグ戦で波に乗り切れないミラン。当初は4-3-3をベースとしていたが、ここにきてトップ下を置く布陣を試すなど、安定しない戦いぶりを象徴するかのような試行錯誤が続いている。
現状のミランに対してファンは、「ミランの今のメンバーならトップ下は本田しかいないでしょ」「適任は本田。ただ、まわりと呼吸が合っていない」「ミランはどうすれば強くなるのかな。本田うんぬんでもないし」「今年もチャンピオンズリーグ圏内に入れないかな…」など、ミランの戦いぶりに希望を見いだせない声が多数。
現在ミランは勝ち点30の11位と、上位グループとは大きく離されている。ユベントス、ローマ、ナポリがここ数年の上位を占めており、ミランは蚊帳の外に置かれている状況だ。アレッシオ・チェルチやマッティア・デストロなどイタリア代表選手をシーズン途中に獲得するも、いまだ機能しきれていない。
フィリッポ・インザーギ監督の解任騒動が伊紙で報じられるなど、ミランには久しく明るいニュースもない。苦境に立つミランで本田がいかなる活躍をみせてくれるか。久しく得点からも遠ざかっていることもあり、目に見える結果が欲しいところだ。
《浜田哲男》
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